第 36 回となる令和初の東北地方民俗学合同研究会が、宮城県で下記の通り開催されますのでご案内申し上げます。
記
- 開催時期・開催場所 2019 年 11 月 16 日(土) 13:00 16:45 スマイルホテル仙台国分町 2 階会議室 (スマイルホテル仙台国分町 HP https://smile-hotels.com/hotels/show/sendaikokubuncho )
- プログラム
- 受付開始( 12:30)
- 開会の挨拶( 13:00)
○シンポジウム 女性と民俗
- 【趣旨】柳田國男は代表作の一つ「妹の力」(昭和 15 年)の序文で「名もない昔の民間の婦人たちが、しばしば備えていたという「さかしさ」と「けだかさ」、それを取り返すこともほんの今一歩である」と述べています。それから 80
年、民俗学における女性の位置づけや役割については、どの程度の解明が進んだのでしょうか。あるいはフェミニズムやジェンダーの視点が民俗学に研究にどのようなインパクトを与えてきたのでしょうか。今回はやや漠然としたテーマですが、それだけに各県の皆さまから様々な視点でのご発表をいただき、フィールドから見えてくる「女性」を考えたいと思います。
- 【基調報告】
- ①(13:10 13:30) 女たちの手仕事を受け継ぐ~「三和の針仕事 おじょんこ伝承事業」の試み~福島県民俗学会 丹野香須美 氏
- ②( 13:30 13:50) 出羽三山信仰と羽黒山伏の妻たち 山形県民俗研究協議会 渡部 幸氏
- ③(13:50~14:10)「死後の離婚」その後 秋田民俗学会 齊藤壽胤氏
- ④(14:10~14:30)近世津軽領における民衆の衣生活と女性たち 青森県民俗の会 石山晃子氏
- ⑤(14:30~14:50)垣根をこえて―これからの郷土芸能に望むもの― 岩手民俗の会 佐藤ひろの氏
- ⑥(14:50~15:10)女性集団の経済力と村落社会の性別役割―牡鹿半島の女講中を事例として― 東北民俗の会 戸邉優美氏
- 休憩 (15:10~15:30)
- 全体討論 (15:30~16:45)
○閉会の辞
○懇親会 (17:30~19:30) 場所 シェルブール(スマイルホテル仙台国分町2 階)
3.会費等
- 参加費(予稿集1 冊含む) 1,000 円
- 懇親会費 5.000 円
※直接会場にてお支払いください。領収書が必要な方は、事前にご連絡下さい。
4.参加申込
- 研究会へのご参加は、特に申込の必要はありません。
- 懇親会へのご参加については、10 月31 日までに各県研究団体でとりまとめて参加者のお名前と人数をメール・FAX・お葉書のいずれかで東北民俗の会事務局までお知らせください。
- この締切以降の申込については、各自にて東北民俗の会事務局までお問合せ下さい。
5.事務局連絡先
東北民俗の会 事務局
〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内27-1
東北大学大学院文学研究科宗教学研究室気付
TEL・FAX 033-795-6022
E-mail jimukyoku(アットマーク)tohokuminzoku.com